2002年7月23日、愛する妹が出産します!

去年の暮れ、妹が泣きながら電話してきた。
「おねぇちゃ〜ん・・・
(ずっと胃の調子が悪かったから)
さっき病院行って来たんだけど〜・・・
赤ちゃんできてた〜っ。」 

『うそ〜、やったじゃ〜ん、オメデト〜じゃ〜ん!』

「・・・ううん、でもね〜
ダメかもしれないんだってぇぇ・・・!
流産しかかってるんだって〜。」

『!うっっそ〜〜ん!!
でっ、でもまだはっきりダメって決まったわけじゃないんでしょ?
ダ、ダイジョ〜ブだよっ。
悪いほうに考えてると大丈夫なものもダメになっちゃうんだぞぅっ!
しっかりするんだぞぅ、泣いてちゃダメだぞうっ!!』

っと、私のほうが号泣しながら励ます。

とりあえず仕事は休んで2週間は絶対安静ってことに。

2週間たって、いちおう仕事復帰OKになって
ひと安心してた。ら。

「仕事中また出血してお腹が痛くなっちゃって、また絶対安静になっちゃった〜」
っと、メールが。

や〜め〜て〜く〜れ〜〜〜!!

助産婦さんの卵だという友達が言ってた。
「乳首を刺激すると子宮が収縮してよくないから
ちゃんと安定期に入るまでは乳首を触っちゃダメ!」
(逆に、お産のとき、なかなか赤ちゃん出ない時は乳首を触ると出やすくなるんだって)

・・・って、メールで教えたじゃんか!
『カズ(妹のダンナ)にちゃんと言っとくんだぞ!ガマンするんだぞ、って!』

バカ夫婦〜〜〜!

『あんなに言ったのに、触らせたな〜っ!』
って怒りのメール入れた。

でもどうやら原因はそんなことではなかったみたい。

ひとりで騒ぐバカねぇちゃん。


なんだかんだあったけど、
今はもう安定期にちゃんと入って、赤ちゃんも
どんどん大きくなってきてるし、
おねぇちゃん、すんごいうれしい!

あの子が母になるんだ〜
ってことがうれしい。

絶対絶対いい母になる!

『私が‘女’だったら、絶対この子と結婚するのになぁ・・・っと本気で思うほど家庭的で、いい子なんです!』
って、妹の結婚披露宴でスピーチした時、
あまりの緊張で
『私が‘女’だったら・・・』
って言っちゃって
会場の皆様に笑われた。

どうして姉妹こうも違うんですかね。


結婚する前はあの子、ずっと苦労しっぱなしだったからとにかくこれからは幸せになってほしい。

借金魔王の父親、アルコール依存症の母親
ぐうたらいい加減な弟・・・
を置いて私が早くに結婚でうちを出てしまって
妹ひとりにいろんなこと背負わしちゃって、
ほんとに頭が上がりまへん。


でも、それまでずっと頑張ってきたから
神様が、いいダンナ様にめぐり逢わせてくれて、
いい家庭と赤ちゃんをくれたんだと思うよ。

私はそれまで別に頑張ってもいないし苦労した覚えもなくのほほんと生きてたから・・・

結婚してから神様はいろ〜〜〜〜んなものくれた。

普通の人があんまりもらったことのないような
ケッコウいろんな経験をくれた。
っていうか、まだくれ続けてるけど。

もういいっす!

「おねぇちゃんが幸せになんないと、私だってほんとの幸せになんないんだからねっ。」
っていつも言われる。

あの子がずっと幸せになれるように、私も頑張んなきゃ。

だんなや親が死んでも平気かもしれないけど、
妹が死んだら私も死ぬ。
生きてけない。

大げさじゃなく、何よりも誰よりも大切。

 

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